
虫が大好きで、しょっちゅう虫探しに行っている次男。
虫を見つけ、虫かごに入れ、一旦観察、観察後は採集した場所に戻す。
この一連の流れを春夏秋冬一年中続けている。
彼の素晴らしいところは、観察しながら、図鑑、ネットで虫の名前を探し出す。
もちろん名前がわからないことも多々あるが。
その後、飼育環境、エサ、毒の有無、どんなフンか・・・
本人が気になることを調べたり、質問してきたりする。
興味があることには時間もたっぷりかけている。
好きなことの話をしている時は、心身ともに満たされていると言える。
さて、今回好きなものや夢中になれることがあることが小学校生活においてとても重要であることを伝えたい。
次男を例に紹介しようと思う。
次男は、学校での活動のほとんどを虫関連で埋め尽くしている。
例①【小学校1年生 図工 すきなものなあに】
好きなものを画用紙にクレヨンで描くというもの。
彼は、黄緑と緑のクレヨンで草原を描き、そこに何匹もバッタを描いた作品に仕上げた。
小学校1年生は、図工の時間を楽しめるかどうかが重要であり、好きなものが一つでもあると自信をもって描き始める。一つ書き始めることができればスイスイと最後まで仕上げることができる子が多い。
我が子もバッタを描き始めたら何匹か描きたくなって増やしていったのではないかと想像できる。
30人子どもがいると2、3人は手が止まっている。
好きなものが見つからないという子
上手に描けないからという理由でなかなか進まない子
手が汚れるのが嫌だという子
さまざまなな理由で手が止まっていることが考えられるが好きなものがあると、大半の子どもはスムーズに授業に参加できると言える。
例②【小学校2年生 国語 大好きなもの おしえたい】
教科書は数年ごとに新しくなるが、好きなものをテーマに扱う単元はだいたい入っている。
ここでも同様に好きなものが一つでもあることで、スムーズに学習に取り掛かることができる。
もしも、文章を考えたり書いたりすることが苦手であっても、好きなものについて話すことができるのであれば、担任の先生が何かしたらの手立てを打ち、本人から聞いたことを文章にまとめてくれたり、代わりに発表原稿を作ってくれたりするだろう。
まとめ
今回は好きなものをテーマに2つの教科との関連をお伝えしたが、他の教科でも好きなものが生かされる場面は本当にたくさんある。
親は子どもの好き、もしくは好きそうというものを見つけたり好きなものをさらに広げる手助けができると子どもの自信につなげていくことができると思う。
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