小学生が笑って学ぶ!

家庭学習を楽しくするための親の10の工夫


1. 【読書】「読み聞かせ劇場」で大笑い

〜親子で声優になろう!〜

読書が苦手な子にもおすすめなのが、親子で「読み聞かせ劇場」ごっこ。
セリフのある物語や絵本を使って、登場人物を分担し、声を変えて読んでみましょう。おかしな声や大げさな演技で笑いが止まらなくなります。

ポイントは、「うまく読むこと」ではなく「楽しく演じること」!
1冊の本が、家族みんなの笑いの時間に変わります。


2. 【漢字】「へんな漢字クイズ」で爆笑ミスを楽しむ

〜間違いも笑いに変える〜

漢字の書き取りや練習で飽きてきたら、わざと「変な読み方」や「変な意味」でクイズを出してみましょう。

例:
・「犬偏に“うるさい”と書いて、なんと読む?」→「ギャンギャン」
・「月偏に“ムカつく”で?」→「いらち月(そんな漢字ない!)」

もちろん本当の意味もあとで確認しますが、「ふざけ」や「笑い」が入ることで、記憶にも残りやすくなります。


3. 【計算】「スピードバトル×変顔チャレンジ」

〜ゲーム感覚で計算力アップ!〜

100マス計算や計算ドリルをするとき、「タイムをはかる+変顔でゴール」というルールを追加してみましょう。

・ゴールしたら変顔で「できたー!」
・親とタイムを競って、勝ったら「ピエロ帽子」着用など罰ゲーム(もちろん笑えるもの)

ゲーム性が加わるだけで、子どもの集中力もUP。勝つために計算を頑張るようになります。


4. 【宿題】「親が先にやってボケてみる」

〜先回りでズッコケて、宿題のハードルを下げる〜

「宿題やりたくない」と言う前に、親が「これ、ママがやってみようかな」と先に手を出して、わざとめちゃくちゃな答えを書く、というボケをかまします。

たとえば:
・漢字練習で「火」じゃなく「ヒョー」と書く
・算数で「7×5=おいしいカレー」と書く

子どもは爆笑しながら「ちがーう!」と突っ込み、「じゃあ自分でちゃんとやるか」と前向きになります。


5. 【日記】「4コマまんが日記」にしてもOKルール

〜絵がメインでも立派な日記!〜

文章だけの日記が苦手な子には、「4コマまんが」形式で描かせてみましょう。内容は何でもOK。

・「朝ごはんが豪華だった」
・「学校でびっくりしたこと」
・「弟のヘンな行動」

オチがなくてもいい!絵で表現することで、自分の体験を整理して伝える力がつきます。後で読み返して爆笑できる「思い出絵本」にもなります。


6. 【漢字&ことば】「オリジナル漢字作りゲーム」

〜自由な発想で「覚える」より「作る」〜

「こんな漢字あったら面白い!」という創作ゲームも大ウケします。

ルールは簡単:
・部首をいくつか決める(例:「木」「口」「心」)
・それを組み合わせて、意味や読み方を自分で考える

例:
・「木+口=しゃべる木 → 読み:きしゃ」
・「心+水=ぬれる心 → 読み:うるるん」

作る側になることで、漢字の構造や意味を自然と覚えることができます。


7. 【算数】「おかしでわり算・かけ算タイム」

〜お菓子を使えば学習もテンションMAX〜

チョコやビスケットなどを使って、わり算・かけ算のイメージを体感できます。

・「12個のラムネを3人で分けたら1人何個?」→ 実際に分けてみる
・「1袋に5個ずつ入ってたら、3袋でいくつ?」→ 実物で確認

遊び感覚で学ぶことで、計算の仕組みが「わかる!たのしい!」と感じられるようになります。


8. 【読解力】「物語の続きを勝手に考えるごっこ」

〜続きが気になる?なら作っちゃえ!〜

読み聞かせや読書のあとに、「この続きどうなると思う?」と子どもに聞いてみましょう。

・「カエルくんはこのあと何をしに行く?」
・「悪者は実は〇〇だったってどう?」
・「このあと魔法を使って〇〇に変身!」

想像をふくらませて話を作るうちに、「内容をよく読む」「場面を理解する」読解力がぐんと伸びます。


9. 【家庭学習全般】「ごほうびスタンプを子が作る」

〜ごほうび制度を子どもに任せて自己肯定感UP〜

学習に取り組んだら「スタンプ」や「シール」などのごほうびがある場合、それを「子どもが自分でデザイン」するようにしてみましょう。

・「今日はえらすぎシール」
・「まじめにがんばったスタンプ」
・「ずるしないポイント」

自分で名前をつけたり、絵を描いたりすることで「これは自分の頑張りの証だ」と実感がわきます。シール作り自体も楽しい学びになります。


10. 【気持ちの切り替え】「おばけ先生モードで切り替え!」

〜学習モードを笑いでスタート〜

なかなか学習に入れないときは、親が「おばけ先生」や「ロボット先生」などのキャラになって、
「○○くん、漢字ドリルを…やらないと…おばけになるぞ〜〜〜〜」
「まちがえても…バグしません!(ロボット声)」

など、子どもが笑える「演出」で切り替えをサポート。楽しく始めることで、イヤイヤが減って集中しやすくなります。


おわりに

子どもが「学び=楽しい」と感じるために一番大切なのは、「笑い」「安心」「自由さ」です。
親がちょっとふざけてみたり、遊び心を持つことで、子どもは学ぶことに前向きになっていきます。

毎日の学習が「楽しかった!」と笑顔で終われるように、ぜひできることから取り入れてみてくださいね。

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