
「明日の図工でカラーセロハン使うんだった。」
「針金、家にある?明日の図工で使うんだ。」
長男から急に翌日の図工で使う材料の話をされたことがあり、夜中にドンキホーテに探しに行ったことがあります。
そこからは、図工の材料をたくさんストックしています。
100円ショップに行った際にちょこちょこ追加で購入して常に図工の材料が家にある状態を保つようにしています。
では、一体図工の材料はどんなものをストックしておけばよいのでしょうか。
例① 小学2年生 ともだちハウス

空き箱を家(部屋)に見立て、その中にテーブルを作ったり、ブランコ遊びができるような場所を作ったりします。
図工の教科書には必ず、写真付きで見本がいくつか掲載されています。
子どもの中で完成イメージがすでにあるならば、どんな材料が必要か聞いてみるのもいいですね。
さて、空き箱をメインに使うわけですが、いくつかの違った形や大きさのものを組み合わせると出来上がりがダイナミックな作品になったり、図工の時間を十分に楽しめたりすると言えます。
しかし、ここで重要なのは空き箱だけがあればよいかというとそうではありません。
例えば、家の横に木を作りたいと考えた時に活躍するのがペットボトルキャップです。

我が家ではペットボトルキャップを20個ほどストックしています。
ちなみに、次男は生活の時間にはペットボトルキャップを使ったコマを作っていました。
帰宅後も自宅でペットボトルキャップコマを5個ほど作り、兄妹で対決して楽しんでいました。
図工では、メインに使う材料と装飾に使う材料が必要です。
そして、さらには材料同士を繋げるためのボンドやテープ、のり、両面テープなども必要です。
図工の材料以外にも道具のストックもあるといいと思います。
例②小学2年生 音づくりフレンズ

音の出る楽器を作ろうというテーマで活動します。
空き箱に輪ゴムをつけて作る弦楽器。
輪ゴムは色付きのものや茶色だけなどさまざまなものが100円ショップに売られています。
箱はティッシュボックスでも代用できます。
ここでも、箱は1つと限らずいくつか使うことでより実物に近い完成度の高い作品を目指すことができるでしょう。

ペットボトルにどんぐりやビーズなどを入れて音の鳴る楽器を作る子どももいます。
ビーズも使ってしまったら無くなってしまうので、追加補充が必要です。
兄弟がいるご家庭で注意しなくてはならないのは、同じ時期に立体作品を作ることがあるということです。
空き箱を兄弟どちらも2個使いたいとなった場合を想定して、5、6個ほどのストックがあると安心ですね。
ストックするとよい図工の材料と道具
○空き箱、段ボール
○ペットボトル、キャップ
○モール
○ビーズ、ビー玉
○毛糸、タコ糸
○カラーセロハン
○新聞紙
○折り紙
○魚肉などのトレー
○ゼリーカップ、紙コップ、プラカップ
○針金
○割り箸、木製スプーンとフォーク
○ストロー
○クリップ
○綿
○つまようじ、竹串
○布
○テープ
○のり
○両面テープ、ガムテープ、養生テープ、ビニールテープ、スズランテープ
○ボンド
これらを、一つの大きな袋に入れ納戸に押し込んでいます。
必要な時に子どもと相談して持ち出すようにしています。
持ち出す前には、必ず記名し、一つの袋にまとめます。
学校の授業が終わると、まだ使える材料が入っていたとしても名前のわからないものは最終的に処分するしかないです。
図工の時間になると何を作ったらよいかわからず手が止まっている子どもがいます。
教師はもちろん一緒に考えますが、家でどんなものを作るのか考えておくと授業中に考える時間が減り、作業の時間に充てることができます。
図工が苦手という場合には、毎月配られる予定表を参考に、図工でやる単元の名前を確認し、子どもと一緒に出来上がりのイメージをもつと自信をもって活動に取り組めると思います。